今回は、Yahoo! JAPAN IDの乗っ取りや不正ログイン
に関する注意喚起です。
不正利用は補償されると思ってたにゃん。
ありがとうございます。
と思いこんでいました。
もちろん一定の条件はありますが、基本的に補償されますよね。
自分に支払い義務が生じるって…想像しただけで恐ろしくないですか?
みなさんも、ご注意ください。
Yahoo! JAPAN IDの乗っ取り被害の経緯
カード会社の利用明細。
みなさんちゃんと確認されてますか?
読者様が 確認した際、身に覚えのない請求があった。
それが「ヤフー! ジャパン」からの請求でした。
請求額は3万円程度。
カード会社へ確認
まずは、カード会社に確認しようと何度も電話しますが
なかなか繋がらず・・・
やっと繋がったと思ったら、「ヤフージャパンに確認してください」と言われる。
あるあるですね。
Yahoo!JAPANへ確認
ヤフージャパンは、問い合わせ窓口がメールのみ。
自分のアカウント情報を確認するも、どの月も請求は0円。
ヤフーで買い物をしたこともない。
そのことをメールで伝えるも、「全部の明細を確認してください」という返事しか返ってこない。
乗っ取りかも?
読者様が「あれ?乗っ取り?」と気付いたのは
簡単決済の履歴を見ようとした時。
昨今は 認証の際に、携帯に届く認証コードを入力しますよね。
👇 こんなの
ここに出てくる電話番号の下4ケタが、自分の番号じゃないことに気付きました。
乗っ取りの可能性が高いことも含め、再度 ヤフージャパンにメールするも
4日経っても 返信無し。
再度、メールをすると
「この請求はあなたのIDで正式に使われたものです」といった返信が。
Yahoo! JAPANは ID乗っ取りでも補償してくれないの?
結論からいうと、してもらえません。
このように、思いっきり明記されています。
「乗っ取られたあなたが悪い」という理論ですね。
アカウント乗っ取りを防ぐためにできること
もし、そのサービスを使ってないなら
有料サービスの利用停止手続きをしておくのが一番安心ですね。
ただ、いざ 使おうと思った時に使えない というのは
なかなかのストレスです。
最低限、下記の対策はしておくべきでしょう。
・パソコンやスマホで セキュリティソフトやアプリを利用する
・不要なアカウントは退会する
・二要素認証や多要素認証などを設定する
・不審なリンク先で認証情報を入力しない(フィッシング回避)
・Webサイトでは、SSL(情報暗号化)に対応していることを確認する
(現実的には なかなか難しいですが)
Yahoo! JAPAN IDの乗っ取り・不正ログイン まとめ
どっちの立場の意見もごもっとも と思ってしまいました。
ヤフーからしたら「ずさんな管理で乗っ取られたのに、全部 補償なんてしてられない」
と思うのは当然ですし
ユーザーからしたら「なんで自分は被害者なのに、全部負担しなきゃいけないんだ!」
って 寝耳に水ですよね。
一応、消費者センターに相談してみることをお勧めしたところ
消費者センターからヤフーに 調査依頼をしてくれたみたいです。
現在、結果待ちですので
進捗ありましたら、またこちらでご報告させていただきますね。
今回調べている中で、この「自己責任論」は そんなに珍しい話ではないということがわかって
私自身もちょっとヒヤっとしました。
使ってないのにそのままにしてあるところがないか
一度見直してみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!